nekopictures~ねこぴく!~

ねことM.ZUIKO 40-150mm PROの作例


nekopicturesというブログ名にも関わらずほとんどねこの写真がないことにお気づきであろう。公開できるほどうまいねこの写真が撮れていないからだ。ねこがいくら好きでもうまいねこ写真が撮れるわけじゃないということを痛感している。

 

自分自身まだまだゴミみたいな腕だが、うまいネットの人や岩合さん、出会ったねこ写真のハイアマチュアの方の写真から学ぶに、

 

ねこ目線で写真で撮り、絶対にピントは目にあわせることが大事であるようだ。

 

実践できていないときもあるけど基本その法則に則って撮るようにしてからボツも減った。

 

某野良猫だらけの場所に行った時の写真を上げよう。ここは正直野良猫繁殖はアンオフィシャルな場所であり、地元の人は理解していないような雰囲気があり餌やりなどはもってのほかである。ねこと地域の人の関係はすこぶる大事だ。ねこの優しさもそこに比例しているように感じるのだ。だからここのねこは険しい野性的な表情を見せてくれる。

 

 

f:id:nekopictures:20191011012523j:plain

40-150mm F2.8 pro with EM-1 Mark2

f:id:nekopictures:20191011012629j:plain

同上

40-150mm F2.8 PROというレンズは本当に素晴らしい。ここまで収差が少なくてカリカリに毛並みが写り、ボケもなだらかで軽くて安い大三元レンズなんてないだろう。本当に買って損がない。最短撮影距離も短いので多少そばまでねこが来ても問題0。

 

フルサイズや馬鹿みたいに大きなレンズをお使いのユーザーに言いたいのは、マイクロフォーサーズはセンサーサイズ小さいけど良いレンズは画質がかなりいいし、大三元なのに普及価格帯の80-300mmのレンズ並に小さいのだ。機動力は武器だ。

 

このねこは始めに会ったねこで勝手にボスと呼んでる。

 

そういえばねこ写真のインスタグラマーで毎回1000いいねくらいもらう人で40-150mmを使っている人を何人か知っている。このレンズは本当にビシッと解像する。70-200 f2.8 Lよりもいいのではないかと思っている。解像度をみせる写真にもってこいなのだ。

 

f:id:nekopictures:20191011013417j:plain

なかなかの面構えだ。餌を貰えると思ったのかこの後ずっと睨まれ続けた。つらい人生を送ってきたかのような顔をする。目もどうやら片方不自由なようだし。

 

そしてボスに別れを告げて散策を再開した。

 

f:id:nekopictures:20191011013801j:plain

同じく40-150

少し歩くと高台が見えたので登ってみた。案の定ねこがいた。

 

ねこは見晴らしのいい高い場所、風通しのよいとこ、日当たりがいいところが好きなのを経験的に知ってるし人間もそうだ。

 

この写真実は等倍にしてもきっちりねこの毛が解像している。

 

あとまったくしらないところへ行くときは望遠レンズを始めにつけるのが良い。なぜならかなりのねこは人間から逃げるからだ。換算200mm以上あると無防備なねこや、人間を警戒して怖い目つきをするねこに会える。

 

ねこは独り身のようで意外に縄張りにシビアだ。だからねこ的な一定以上のゾーンを超えてしまうと逃げてしまう。

 

f:id:nekopictures:20191011014553j:plain

これ50mmくらいのレンズにみえて実は40-150

高台の写真は場所の特定を避けるために挙げられないが、ねこが結構いた。このねこは唯一私の撮影を許諾してくれた。しかし近づいて50mmで撮るのは礼に欠くと思い、望遠で撮影した。ありえないほどキンキンに解像している。

 

ねこという生き物ほど身近で野生をもっている生き物はいないだろう。毛繕いをする姿はかわいいのだが、爪が見えるとやはり野生を感じる。釣り針のようにみえる。かえしはないだろうが引っかかれたら痛いだろう。

 

f:id:nekopictures:20191011015118j:plain

またまた40-150

この写真をpcで見たときにやけた。ここまで写るのだ。Photoshopでテクスチャーの強化という解像度をあげるレタッチをすれば異常なまでの解像が手に入りそうだ。

 

この画像の余白の切り方に実は悩んだ。というのもこの写真は撮ったままなのだが、当初はねこを中央にして対称にしようと思っていたのだ。ただ対称にしたらしたで解像度からくる緊迫感がすごくてやめた。そして結局トリミングはしないことにした。

 

以上、M.ZUIKO Digital 40-150mm F2.8 PRO による作例でした。