猫は私にとって大切な被写体です。ということで某有名猫スポットまで割と遠出をしました。18切符なども使えてかなりおすすめですが、遠出となると電車に乗る時間がかなり長くしんどいですね。
まだこんな電車走っているんですね。少しカルチャーショックでしたが椅子はふかふかでした。始発駅では最初大丈夫か?ってくらいゆっくり進み出して徐々にギアが入っていくようでした。古めの電車のでギシギシ音が凄いです。姫路と糸崎間はまだ現役で走っているようです。
(この写真は去年の夏のものです。)
目的地は
尾道です。
尾道は猫が多いと有名ですよね。それで確かめに行きました。基本猫スポットは明かさないのがマナーですがしっかりとした地域猫の管理がなされており、人と猫の距離が近い良い場所であったので今回は公開致しました。
はっきりと申し上げれば
猫は思ってるほど会えません。
ここは重要です。猫はたくさんいます。ただ基本臆病です。観光地であるが故に猫はそう簡単には顔を現してくれません。そのつもりで行かれることをおすすめします。
海沿いは港町で駅からすぐ着きます。
良い景色でした。オリンパスブルーが澄み渡ってます。オリンパスユーザーの特権ですね。
駅前を歩きながら撮りました。なので本当に構図なんて一切確認せずに適当に撮っています。まぁそれでも強力な手ぶれ補正でどうにかなってしまいます。この気軽さは高画素フルサイズではきついでしょう。
E-M1なのでカメラがここからやや大きくなりますが、
このサイズ感です。これでハイエンドミラーレスっていうのが素晴らしい。本当にレフ機のキットレンズをぶら下げている人やミラーレスにズームレンズをぶら下げている人よりもコンパクトである。そして画質は単焦点なので言わずもがな。
15mmF1.7なんてボケにくいしいらねぇとか思っていた自分を殴りたいくらい有能。街の風景やらを歩きながらファインダーを見ずに撮れるのはこいつくらいだと思う。
明るいレンズだからシャッター速度上げることができてブレることはないし、みていてとても自然な画角なのだ。設定さえ煮詰めれば絶対に一目でスマホとは違う画質だし。
そんなこんなで小さな巨人を手に散歩をしました。
東京じゃあまず見ることのできないノスタルジックさと穏やかさがあります
すると早速ねこ発見
もう一匹でてきました。ただこの子は人慣れしてないようで私とは遊びたくないようでした。一方先ほどの白い子はフレンドリーで
サービス精神旺盛です。
ちなみにこのレンズ虹が出るんですよねぇ。56mmは。
モノクロでも仕上げてみました。どっしりとした余裕を感じます。最近モノクロの方が質感描写と重厚さと気品を表現できると思うようになってきました。
ローアングルはバリアングルよりチルト式が便利だとこのとき痛感しました。
この子も私とは遊んでくれません。
ちなみにここは無農薬野菜の無人販売所のようです。店主なかなかしゃれてます。ここは駅前の改札のそばという超一等地です。
本当に色鮮やかです。これもすべて撮って出しです。(今回は基本明らかに色味が非現実的な写真以外全部加工してません。ほぼすべてが撮って出しです。)
無人でもちゃんと買って行かれる方が多いのはやはり"心の余裕"でしょう。尾道の方は毎回本当に優しく、見ず知らずの私をおうちに上げてくださる方もいらっしゃいます。本当に素晴らしい場所です。
ここで無限に時間を潰していてはせっかくの遠出がもったいないです。ということで移動。昼は本当に春を感じる天気でしたがじょじょに曇り始めてきました。
こいつもまぁなんともいい体つきです。全く動じません。むしろ向こうからこっちへやってきます。(なんという良いやつなんだ)
ここまで近づかれると最短撮影距離的に困ります。これでも結構寄れるレンズなんですけどね。
この猫にかまっているとそばからにゃーにゃーと声がしました。
君、嫉妬してるでしょwそれにしても良い感じの場所で止まってくれた。ありがたい。
彼を構いたいとこだが、このとき私の右側にはさっきのにゃんが半径20cm以内にいるのでさすがに浮気するわけにはいかず彼には申し訳ないが構ってやれなかった。
この子も彼を眺めていた。私の浮気性に少し拗ねてしまったのかもしれない。
ただ彼がいなくなるとサービス精神旺盛が増してくれた。
いいポーズじゃない
ここで道草を食うわけにはいかないので悲しいがこのカットを最後にお別れをした。
日が暮れる前に先へ急ぐ
どーやってそこに登った?というところに猫を発見。地上からの高さは2m以上はありました。足下の木?を使ったのかもしれませんがおそらく誰かがわざわざ設置してくれたのでしょう。本当に猫にやさしい街です。
ここの猫は本当に高いところが好きなようだ。さっきの子よりもふもふ度が高いのだが、毛並みが似ているので兄弟かも。そっと立ち去ろうと思いましたが猫は非常に音に敏感なので
ついてきました。一応ここは住宅街なので人にも猫にも迷惑をかけないようにサイレントシャッターを使っています。この後塀をつたって結構ついてきました。
そして先へ進むとまた塀に猫がいます。
お客さんが来たようだ (個人的にお気に入りカット)
どれどれ挨拶でもするか
にゃーーーーー (なぜか歯にピントが合ってしまった)
何だい?(キリッ
のびをした途端に優しそうなぽっちゃり系お父さんみたいな顔つきになりました。
ごはんまだかい?人間さん (丁寧なご挨拶から一変、私の顔を見て餌をくれと言わんばかりの態度にあきれるも猫らしさを感じます)
なでてあげると満足げになってくれました。
嫉妬して別の子も来ました。多分メスです。か、かわいい。目鼻立ちが女優です。ただ結構シャイで表には出てくれません。
きれいな花だなぁ。
このあと数匹の猫にあいましたがその話はまた今度。