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マイクロフォーサーズが1番好きな私がフルサイズを買った理由


これを少し見て頂けたら幸いです。見なくても全然問題ありませんが(笑)

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ざっくり言うと

 

・ボケが欲しいシーンがあった

・フルサイズらしい写真が撮ってみたくなった

・今が買い時だった

 

そんなところだ。

 

ボケについて言うと、フルサイズ持ちの人と一緒に撮影するとその差がよくわかる。

 

このボケ量が生みだす"特別感"を手持ちの機材じゃだせない。そう痛感することがあった。もうそれは二年近くマイクロフォーサーズを使ってりゃ嫌でもわかる。

 

極論こんな写真

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中央やや下の低木にピントを合わせたが、この謎の立体感。すごいとしか言えない。マイクロフォーサーズならパンフォーカスに近い状況になるのではないだろうか。

 

写真としてどうなのかは別として、”アンタやっぱせこいよ"と言いたくもなる。

 

マイクロフォーサーズなら頭を使ってボカすか、あきらめるしかないはずだから。

 

 

その原因はセンサーサイズ故にフルサイズと同じ画角で撮ると、マイクロフォーサーズのF1.4がフルサイズのF2.8となってしまうのも理由のひとつ。

 

じゃあオリンパスのF1.2のレンズならどうか?と思うがF2.4相当である。その差は撮ればわかるが非常に小さい。

 

F0.95のレンズを買えばようやくフルサイズのF1.8と似たボケ量になる。

 

しかし、F0.95のようなトンデモレンズはMFのみで重くて結局高いのだ。安いものもあるが、開放が甘かったりする。そもそもF0.95のレンズは非常に難しく、存在するだけでありがたいと感謝するレベルである。

 

30年前の名作レンズは、いまやオールドレンズとして若者にえもいえもいと扱われている。が、当時は主力レンズだった。F1.8なんてどうせ絞るから関係ないと言われていたが、今や"当たり前"になった。

 

その歴史的なおはなしからしても凄さは伝わると思う。

 

ボケからレンズの話に移行すると、

 

無理してマイクロフォーサーズの異常に明るいレンズを買うならフルサイズを買った方が安い

 

これが移行を決断した理由の中核だったりする。

 

さて悲しい話をしよう。

 

マイクロフォーサーズの割と明るい単焦点としてF1.4というのがある。

 

前述の通りフルサイズのF2.8である。だからチマチマ単焦点を何個か買うくらいならフルサイズの大三元を買ったほうが幸せなのかもしれない。

 

フルサイズの大三元はボケますよ。そりゃマイクロフォーサーズのF1.4と一緒なのですから。

 

しかもズームできるし、Eマウントには安い24-70がいっぱいある。

 

フルサイズには真似できない画質とコンパクトさがあるが、何個も持ち歩くならフルサイズ買ったほうが安い。

 

 

広角系だとマイクロフォーサーズのF1.4のレンズはほぼないし高い。

 

それにフルサイズには当然F2.8より明るいレンズは山ほどあるわけで、もっともっとぼかせるのだ。

 

マイクロフォーサーズのF0.95はMFなので機敏な被写体やもしもの時にはお勧めできない。

 

すると必然的にF1.2のプロレンズが残る。

 

フルサイズのF2.4相当である。金額はだいたい10万以上するし、400gと意外と重いしサイズもデカめ。

 

一方でフルサイズのF2やF1.8、F1.4のレンズはどうだろうか?

 

一眼レフ用であれば軽くて安いのがごろごろある。

 

有名なのはキヤノンのEF50mm F1.8だ。こいつは使ったが値段相応でF1.8は使いたくない。RF50mmはそこんとこがやや改善されたらしい。ほかにもニコンはしっかり使えるレンズが2.5万くらいで手に入る。小さいしAFも普通に使えるし軽い。

 

マイクロフォーサーズのF0.95相当が簡単に手に入るわけだ。

 

それなのにわざわざ高くて重くてマニュアルなF0.95を買うのはいかがなものか?

 

25mmF1.2と50mmF1.8なら最高で10倍近く値段が違う。

 

 

じゃあその差額でフルサイズを買って無理しないほうがいいんじゃないのだろうか。

 

欲しい画角は24~30mm付近と35mm、50mm、85mm、135mm。定番なだけあって使い勝手がいい。

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こちらでも書いたように24~30mmなら28mmがお勧めです。

 

これらをマイクロフォーサーズ換算すると

まず14mmF0.95なんて存在しない。そもそも広角で明るいレンズは設計が難しい。

25mmや17mm、25mm、42.5mm~45mmくらいならF0.95やF1.2が存在する。

 

でも高すぎる。一本10万だとすれば4本で40万。

 

一方でフルサイズの28mm、50mm、85mmは拘らなければ普及価格レンズである。

 

つまりはそういうことである。ボディで10数万はたいてもトントンかむしろ安いし、フルサイズの画質が手に入るなら全然アリなのだ。

 

なのでボケで悲しい思いをしたなら買い増しをしましょう。

 

 

フルサイズらしい写真と買い時だったという話は

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こちらでもしましたが手短にいうと

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諧調性というか、暗い所から明るいとこまで余裕が感じられる写真がフルサイズらしいと思う。あとは大きなボケとか。そういうのはどうしてもセンサーサイズ相応なのでフルサイズに軍配があがるわけです。

 

質感描写もうまいと思う。

 

他にはニコンだけかもしれないが、独特の濃い写真が撮れる。なんかわからないけど好き。

 

買い時って話はニコンの場合、Zfcと品不足で不人気だったZに光が差してしまい、中古が高騰した。その流れを感じた時に買い時だと思ったのだ。

 

ざっくりいうとこんな感じ。

 

まとめ

マイクロフォーサーズでちまちま単焦点集めるならフルサイズ買ったほうが安くつく

 

以上です!