AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G こいつ、バケモンでした。


📷 Lens Review

AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G
こいつ、バケモンでした。

「妥協で買ったら、手放せなくなった」
世界中で繰り返される現象、その理由をぜんぶ話します

📅 2025年🏷 Nikonレビュー⏱ 約5分で読めます
📸 Lens Review — Nikon F Mount
AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G
こいつ、バケモンでした
ナノクリスタルコートを普及価格帯に叩き込んだニコンの本気。
330gで逆光最強、開放から使える、安い。文句ある?
ナノクリスタルコート 330g / 軽量 Fマウント Zマウントでも現役
330g
重量(めっちゃ軽い)
9群11枚
光学構成
25cm
最短撮影距離

 AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G

AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G レンズ構成図

目次
  1. 結論から言います
  2. 28mm f/1.8Gってどんなレンズ?
  3. 実際の写りはどうなの?
  4. 弱点もぜんぶ話します(フォーカスシフト問題)
  5. 競合と比べてどうか
  6. こんな人に超おすすめ
  7. ミラーレス(Zシリーズ)で使うと化ける話
🏁 結論から言います

このレンズ、中古で3〜4万円で買えます。でも写りは本物です。

「f/1.8ってf/1.4の廉価版でしょ?」と思ってたら大間違いで、28mm f/1.8Gにはナノクリスタルコートが入ってます。本来ならプロ向けの高額レンズにしか使われない技術です。逆光で他のレンズが死ぬ場面で、こいつだけが生き残ります。

ひとことで言うと 軽くて、逆光に強くて、開放から使えて、安い。文句ある?
📐 28mm f/1.8Gってどんなレンズ?

2012年発売のFマウント用広角単焦点です。当時ニコンが勢いよく出してた「f/1.8Gシリーズ」(50mm、85mmと続いた)の広角版で、D800シリーズの高画素に耐えるように設計されています!

1時代前の単焦点というと、開放は使えないから絞るが当たり前でした。

そんな常識を覆したレンズ群がGシリーズだと思います!

28mmという画角は「広角なのに自然なパース」というギリギリのラインにあります。24mmだと歪みが気になる、35mmだと窮屈…という人が最終的にたどり着く場所です。

 

やっぱり収まりがいいし、広角過ぎない。

 

35mmだけだと収まらなくて悲しい思いをすることがあるけど、28mmなら大丈夫

 

重さは330g。たばこの箱くらいの横幅くらいの長さで、見た目の割に拍子抜けするくらい軽い。一日中持ち歩いても全然疲れません。

Z6につけてもこんな感じです。

🔍 実際の写りはどうなの?

開放f/1.8から中央はシャープです。「開放は甘いのが当然」と思ってるとびっくりします。絞ればf/4〜5.6で全域が揃って、風景でも余裕で使えます。

色は素直でほんのり暖色寄り。いい意味でニコンらしい描写。色気があるかと言われると微妙ですが、素直でシャドーの感じが硬め。秋の風景とか撮ると「あ、これがニコンか」ってなります。

◎ 特に強い場面 逆光撮影。ナノクリスタルコートのおかげで、太陽を画面に入れてもゴーストやフレアが異常に少ない。これだけで買う価値があります。

ボケについては、28mmにしてはよくボケます。近づけばf/1.8でしっかりボケてくれる。ただ広角なので「ボケを主役にしたい」なら素直に50mmや85mmを使いましょう。

開放での周辺光量落ちはちょっとあります。でもこれ、ポートレートで中央に視線を誘導するときには逆にいい効果になります。均一露出が必要な建築・複写系の撮影では絞ること必須です。

⚠️ 弱点もぜんぶ話します
最大の弱点:フォーカスシフト 開放でAFが合っても、絞り込んだ瞬間にピントが微妙に後ろにズレます。一眼レフで使う場合はこれが悩みのタネ。

「フォーカスシフト」というのは、絞り値によってピント面が移動する現象です。f/1.8でジャスピンでも、f/2.8に絞ると後ピンになるケースがあります。

回避策は3つ。

AF微調節:よく使う絞り値に合わせてカメラ本体側で補正する。
ライブビュー撮影:センサーで直接合焦するのでシフトの影響なし。
ミラーレスで使う:FTZアダプターでZシリーズに付けると完全解決(詳しくは後述)。

あと鏡筒はプラスチックです。安っぽく感じる人もいますが、330gの軽さの代償なので割り切りましょう。マウント部は金属で、簡易防滴のゴムシールあり。実用面ではまったく問題ないです。

⚖️ 競合と比べてどうか
レンズ 重量 価格帯 ナノクリ
28mm f/1.8G(本機) 330g ✓ ◎ 安い あり ✓
28mm f/1.4E ED 645g × 高い あり
35mm f/1.8G 305g ◎ 安い なし
Sigma 28mm f/1.4 Art 865g △ 高め

f/1.4E EDとの違いはシンプルです。f/1.4Eは「究極の描写」を求める人向け。f/1.8Gは「高画質を毎日持ち歩きたい」人向け。用途が違います。

Sigma 28mm f/1.4 Artは描写では上かもしれないけど、865gを常に持ち歩けますか?という話です。ストリート撮影でSigma Artを常用できる人、尊敬します。

ちなみに35mm f/1.8Gにはナノクリがないので、逆光耐性だけでも28mm f/1.8Gの方が上です。

🎯 こんな人に超おすすめ
スナップ
軽さと画角で最強
ウェディング
明るさと軽さ両立
風景
f/8まで絞れば最高
動画
全長変化なし
天体
f/2.2以上に絞ること
✨ ミラーレス(Zシリーズ)で使うと化ける話

実は今、このレンズが第二の黄金期を迎えています。

Z8やZ6IIIにFTZアダプターで付けると、一眼レフ時代の弱点がほぼ全部消えます。

フォーカスシフト問題 → 撮像面AFなので解決。瞳AFもちゃんと動く。
手ブレ補正なし問題 → ボディ側のIBISが補正してくれる。
画質の不安 → Z9とかの高画素センサーに普通に耐えます。

しかも今の中古相場は2〜4万円台。Zネイティブの28mm単焦点を新品で買うより圧倒的に安い。コスパ最強すぎます。

 

それに28mmの単焦点でF1.8のレンズはありません。

 

NIKKOR Z 28mm f/2.8は確かに評判はいい。

たしかにめっちゃちいさい。でも、広角はどうしてもボケにくいので、F2.8よりF1.8がおすすめです。

 

スマホ写真と1眼の大きな違いはボケじゃないですか。

 

広角でF2.8を使うとどうしてもボケは減る。ならF1.8を使いましょうよ

 

厚みは二倍になるし、値段は中古でも変わらないけど、絶対にF1.8を買う価値がある。

amzn.to

アマゾンのレビューも結構いい感じです。作例や客観的な意見聞けるのでおすすめ

 

↑ここから各サイトの値段みれます

✦ まとめ:こいつを買え

Fだからって妥協で買って、手放せなくなるレンズ。世界中でそのサイクルが繰り返されています。

チャートで完璧を求めるなら他を選べばいい。でも「軽く持ち出して、逆光でも絵を壊さず、開放から使えて、財布にも優しい」——その全部を満たすFマウント28mmは、これしかない。