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【至高のカツ丼】人生で一度はいくべき東京の激安老舗の最高のカツ丼!


至高のカツ丼と言ったら何を思い浮かべるだろうか?

 

かつ丼なんてしょせんは牛丼と同じく忙しい人が腹を満たすための料理だと思っているかもしれない。

 

私もその一人だった。かつ丼なんてだれが作ってもうまいから安くて腹が見たせりゃいいと思ってた。あの日までは。

 

食べログのようなクソでは出てこない、至高のカツ丼をお見せしよう



お店の名前と住所

私の思う至高のかつ丼が食べられるのは、東京の神田にあるお店

 東京都千代田区内神田3丁目11−2 笹原ビル 1F

 

JRの神田駅西口から歩いて2分、または東京メトロ銀座線の神田駅1番口から歩いて5分でつくお店!

 

お店の名前は

 

とんかつ 旭軒

 

とにかくうまい

 

グーグルマップや食べログの評価

Googleマップでは☆4.3で147件のレビュー。おいしいのは間違いないが、超人気店というわけじゃなさそうという感じ。

 

 

食べログのほうは

☆3.49とほぼ3.5に近いので高得点でおいしい店と言えるのではないでしょうか?

まぁ、手軽になんでも書けるグーグルマップのほうがいまや正確な気がしますが笑

 

 

お店の外観と行き方

まず神田駅西口にいく。

 

西なので、秋葉原方面に行く人からみて左、東京方面に行く人からみて右である。

ここから出たら

西口商店街を進もう

 

まっすぐ進もう

 

うな正が見えたらゴールは目前

 

マルトクチケットの横の質素ながら高級感あふれる佇まいのこのお店だ

 

実際に行った時の写真やら

仕事終わりに夜の神田を散策していた

 

まぁ神田の西口なのでサラリーマンの街ってことで

こんな雑多な感じ笑

 

本当にいろんな店があってカオス。酔っ払いやキャッチ、ちょっと強面なガイジンさんと、治安がめっちゃいいわけではなさそう。

 

夜は正直うるさい街だ

 

そんなところにポツンと

ふむ、いかにも高そうだ

 

どれどれ、先入観で物事を決めつけては頭の固い老害上司そのもの。

よし、少しは値段をみるとするか

安いではないか!!!!!!!

 

いざ入店!

 

店内は撮影NGということでお見せできない

 

ご老人と30~40代くらいの方、女性の方の3人で切り盛りされていた。

 

店はモダンで外装同様落ち着きのある感じ。うるさい神田のオアシス的な場所かもしれない。

 

どれにしようか迷ったが、安くて丼ものを食べたかったので1150円のカツ丼を注文!

 

オーダーが入るとすぐにご老人がカツの仕込みを下処理を始める。

 

ご老人は腰を曲げながら、圧巻の職人の手つきで超高速にカツの下処理をする。本当に圧巻なので一度見てみてほしい。

 

あらゆる所作は極めると、無駄がなく芸術となる。まさにその通りであった。

 

それ以外にも上品で美しい調理を魅せてくれた。

 

最後に衣をまぶし、店主と思われる30代くらいの方が挙げてくださる。

 

ここでは本当に言い尽くせないが、すべてが上品で細かい。

 

圧巻のパフォーマンスが終わり、あっという間にみそ汁とともにそれはやってきた。

 

それがこれだ

美しい

 

いわゆる閉じないカツ丼というやつだ。

閉じないカツ丼とは、卵と一緒にカツを閉じない(煮ない)ことでカツのサクサクを保とうというカツ丼だ。

 

要は卵の餡とカツを最後の最後で盛り付けるタイプだ

 

まずはみそ汁から、、、、

 

うますぎる。滑らかで深みがある。ここまでのパフォーマンスといい、みそ汁といいとことんカツ丼の期待値をあげてくる。

 

満を持してカツ丼へ

黄金のカツ丼。黄金の国ジパングがここにあったとは。

 

まずは餡から、、、

 

うまい、うますぎる!!!!甘めで隠し味に白ワインを使っているの知らないが、物凄く上品。

 

当然白身は見つからない。すべてが均一である。

 

やっとカツを食らう。

カツ丼探しの旅はここで終点である

 

もうこれ以上は求めない。これこそが至高だ。

 

カツは一口で食べてこそ真価を発揮するタイプであった。

 

絶妙な脂身と赤身の織りなすジューシーさと食べ応え。

 

サクッ、ジュワ、上品な肉肉しさ。

 

これは、何杯でもいけるやつだ。

 

このカツ丼、不思議なことに青のりがこれでもかと乗っている。

 

そして、こいつがこの爽快な後味を生み、箸を進めたくなる原因なのかと納得させられる。

 

カツ丼は揚げ物なので基本的には高カロリーだ。いわゆる重さを感じさせる。

 

が、適切に処理されて柔らかい肉、適切な肉と脂身のバランス、そして衣の薄すぎず厚すぎない絶妙な加減、これらが合わさって口当たりの軽いカツ丼となる。

 

青のりはご飯を飲み込むときに抜けるようなさわやかさを与えてくれる。

 

箸がとまらないのである。

 

そしてあれこれ考えているうちに

完食。

 

カツ丼はここまで完成された料理だったのかと思った。

 

いや、ここのカツ丼はカツ丼という形態をとった新しい料理なのかもしれない。そうに違いない。

 

おいしさからくる満足感と感動の余韻にひたり、茶をのむ。

 

本当にうまいものを久しぶりに食った。そんな気分だ。

 

そしてお会計

 

やっぱり1150円なのであった。やすいやすい

 

お店の方に感謝を伝えて店を後にした。

 

店の外は猥雑な下界である。金曜ということで浮ついている。

 

だが私にはそんな景色すらきれいに見えてしまう。猥雑なものは視界に入らないのだ。

 

満足感に浸りながらただただ神田駅を目指した

 

カツ丼以外のメニュー

定食

ぜひとも全てコンプリートしてみたい。

あさりフライというのが気になる

 

それも良心的である。

 

岩中豚とは肉と脂のバランスがよく、コクがあるのにあっさりとしているのが特徴のブランド豚である。かなりいいものらしい。

後から知ったこと

この店は創業80年の超老舗で、いまはフレンチで修行された3代目が切り盛りしているとのこと。

 

創業80年ってすごいですよね。そしてフレンチの技術を大衆料理のカツ丼に落とし込んでいると考えると、もっと高くてもいいようなという気もしますね笑

 

カツ丼としてはとんかつ檍のようなベーシックなやつもいいけど、こういう上品な料理感のあるやつのほうが個人的には好きです。

 

さいごに

いまやかつやだって900円くらいするんですよ。

 

そんな中、職人によるブランド豚を使った至高の逸品が1100円で食べれるんですよ!!

 

かつやに200円足してこっち食べましょうよ!

 

絶対に後悔させないのでいってみてください!!