こちらの記事では買ったばっかのときでその喜びやらを伝えたかったので写真がありませんでした。
期待された方のために外観をいろいろ撮影した証拠写真を上げようと思います。
例のごとく物撮りのセンスは絶望ビリーなのでお許しを
その前に言いたいこと言わせてください
そもそも大三元ズームレンズなんて集める気なんてまるっきしなかった。だって高い。フルサイズで大三元って言ったら全部10万超えるし純正なら20万近く覚悟しないといけない。確かにぼけるんだけどいかにもカメラマンっていう格好になってしまう。
マイクロフォーサーズだと
超広角の7-14mmF2.8がだいたい12万。キャッシュバックがあれば額は一万円。
12-40mmF2.8が8万だけどこれは中古で5万だからそっちのほうがいいと思う。
40-150mmF2.8が14万くらい。こいつが神レンズ。キャッシュバック額は昔2万だったのに最近は1万5千円。
使い始めて3ヶ月は経ったので感想を言えば
最高だから値上げ前に買いなさい
悪いことは言いません。イイレンズなんですよ。
オリンパスユーザーに向けて言えばオリンパスブルーが出やすいレンズですよ。あと手ぶれ補正はボディのだけで他社のレンズ+ボディ手ぶれ補正の何倍も強いからいらない。余計な機構がつくと重くて故障増えるからなくて正解。
そういう話は第三回でやります。
今回は外観編
サイズ感ですけど非常にコンパクトです。一番右のレンズが望遠大三元ズームでしかも換算80-300mmF2.8だなんて思いませんよね。重さ760g。重いもの持つの嫌いな私が"軽っ"と言ってしまうレベルです。
7-14mm 重量534g 最短撮影距離20cm
12-40mm 382g 20cm
40-150mm 760g 70cm
合計1600gくらい。赤ちゃんより軽い。中学の教科書3冊分くらい。リュックに入れた実感としては"なんか忘れ物してないかなぁ"と不安になるくらい軽い。
いつもそれら+テレコン+25mmF1.4+15mmF1.7+56mmF1.4+60mmF2.8Macroを毎回持ち運んでるのだけどそれらを全部リュックに入れても軽いと感じるレベルです。こんな単焦点充実しててもやっぱ大三元は必要です。
大きさの比較
7-14mm重いとかでかいって言いますけど言うほどで大きくはないですし重量差もそこまで大きくないので持ち運びはまったく苦になりません。7-14mmはレンズフードは固定されていてレンズカバーのようなものをパコットはめます。
40-150mmがいかにコンパクトか伝わりますかね。レンズフード外すともっとコンパクトに見えます。12-40を1.5倍より少し短くしたくらいのサイズです。
ではここからは個別に行きます
まず
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
35mm換算14-28mmF2.8です。
レビュー等は
ではいきましょう
こいつは出目金レンズです。扱いに注意ということですが普通の使い方なら前玉を傷つけることはないだろう。でもこわいから持ち運びの際は14mm側にたほうがいい。
落としても打ち所が悪くない限り固定されたフードが助けてくれそうです。一応丁重に扱ってます。フィルターがつけられませんが問題はないです。慎重に扱えばレンズにふれることはありません。いつも自分のレンズのフィルターに指紋がたくさんついてる人でなければ大丈夫だと思います。
お次に14mm側
14mm側にすれば出目金レンズとはいえ落としても大丈夫なくらいに引っ込みます。
こんな感じです。
お次は
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
先に言っておきますがフルサイズの24-70mmF2.8ほどの潤沢なボケは期待できません。これはセンサーの大きさ上仕方ないですが逆に商品紹介やドール撮影、食べ物を座ったまま撮る時などのボケ過ぎては困るときには非常に便利です。
ボケないとは言いましたが相対的にというだけでF2.8通しなだけあってしっかりと背景はボケますしめちゃめちゃ寄れて軽いです。写りは単焦点を束ねたと言っても過言ではありません。シャープで現代的な描写をする頼れるやつです。フォーサーズ時代にZUIKO DIGITAL12-60mmF2.8~4 swd というレンズがオリンパスにありましたが、画角の万能さはそちらでしょう。岩合光昭さんは未だにE-M1と一緒に愛用されています。画質にこだわるなら12-100F4PROがありますがフォーサーズレンズは安いです。フォーサーズには35-100mm F2.0という化け物レンズもありますが取り回しが悪いし高いです。
パナライカから12-60mmF2.8-F4があり、そっちのほうが軽いです。12-40のライバルですが、軽さとコンパクトさ重視ならあっちでしょうね。確かに小さいですから。でもマイクロフォーサーズは明るいレンズを使わないと苦しいときがあるので私はこっちをおすすめします。
関係ないけどXC-PROのレンズフィルターがアマゾンで結構安いくせに格好いい。某赤いはちまきを着けたレンズじゃないけどやる気をだしてくれる。結構アクセントになります。
あとレンズのキャップを純正の元からのやつがレンズキャップ LC-62Dというやつなんだけど、とにかく使いづらい上に落として分解しちゃってレンズキャップ LC-62Fにしました。些細なコトに思われますがめちゃめちゃめちゃ大きな差がありました。
元々のやつはキャップの端を持って脱着できないからいちいち中央のつまみを握って脱着してました。しかし同じフィルター径で25mmF1.2などのF1.2シリーズについているキャップは端からでも外せるんです。
こいつです。しかも元のやつと見た目も一緒なのでめっちゃいい。オリンパスのレンズフードの高級感はかなりいいと思います。ヘアライン加工がしてあります。なお40-150はもとからF1.2シリーズ同様の便利なタイプです。
とりあえず12-40ユーザーだとかそうじゃないけど便利なフィルター径62mmのレンズキャップ探している人は絶対買ったほうがいいです。そのレベルで大事です。
あと12-40はびよーーーんと伸びます
すこし飛び出てる
レンズが縮んで一番コンパクトな状態になる。
びよよーーーん
このレンズ面白いことに始め縮んで18mmあたりから伸びるのだ。どういう設計か非常に気になります。
普通最初が一番短くてそっからテレにいくにつれて伸びると思っていた。
プロレンズはどれも金属外装で統一感、質感ともにかなり洗練されている。表面は旋盤での機械加工と仕上げのローレット加工がしてある。旋盤で削ってある部分は非常に艶やかだ。所有欲を満たされる主張しすぎない大人のためのデザインだ。
しろいれんずはげいがないとおもいます(なお150-400mmPROwww)
さいごに
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
こいつが銘レンズなんだなぁ。マイクロフォーサーズって解像度うんちゃらかんちゃらと言っている人の口にこれをぶっ刺してやりたい。
このレンズの素の能力は今までさわってきたレンズの中でもピカイチだ。
価格ドットコムにもそんなことが書いてる人がいた。オートフォーカスはテレコンをつけても爆速で最短撮影距離が70cm。だからテレマクロができるし二倍テレコンをつけても同様だ。
キヤノンの70-200の新型と比べると、換算80-300で重さはキヤノンが1480g、こいつは半分の760g、キヤノンが最短撮影距離120cm、こいつが70cmだ。価格はキヤノンが24万、こいつが14万。
重いの嫌ですよね、最短撮影距離短いほうがいいですよね、安いほうがいいですよね。描写はキヤノンに負けてないと勝手に思ってます。
むかしキヤノンの70-200F2.8に憧れてなんども家電屋いって撮影してきたが、キヤノンのLレンズはこってりしていてAF爆速でショーウィンドーのガラスを撮るとよくわからないけど素晴らしい描写をしていた。
これがちょうど当時の写真だ。発掘した。新型の70-200F2.8だ。キヤノンの白い悪魔である。当時の私にはこんなきれいな透き通った水のような描写をするレンズを知らなかったのだ。勿論このブログを見ている方からすれば"だから何?どこが感動するの"って思うかもしれませんが、あなたの初めての高級レンズとの出会いの日を思い出して見てください。きっと同じ感情です。今見てもこの描写はすきだなぁ。ううううう....
おっといけない。今はオリンパスの紹介だった。
これをでかいと思うか小さいと思うかは貴方次第。
相場から考えれば大分小さい筈です。
一応大きさのイメージとしては平均よりやや大きい私の手で比べると
フードを伸ばすと望遠レンズ感が出ますが、フルサイズの純正24-70と同じくらいのサイズ感にはなっています。
本当にセンスない写真ですね(笑)どーしよっか。
そうそう元々三脚座がついていますが邪魔なので外しました。手持ち撮影をするときは絶対邪魔ですし、おそらく鋳造でつくられている三脚座なのでそれ自体が結構重いです。ちなみに三脚座の重さは120gです。
ぶっちゃけ取り回しも悪くなるので取り外しを推奨します。
で、取り外すと三脚座のねじが見えてしまうのでそれを隠すためのパーツを別途で買いました。
商品名はデコレーションリング DR-66
2000円くらいです。送料がビックカメラやヨドバシだと少額でも無料なのでおすすめです。2000円くらいこのレンズを買う人であれば屁でも無いですよね(笑)
で、そのデコレーションリングがプラスチック製でなんとも外観を乱すのです。
確かにぱっと見は気がつきませんが触ってみると"ここプラスチックだよね(ニチャ)"ってなります。乱すのは外観ではなく所有欲かもしれません。しかし現状どうしようもないです。これがないとネジの頭が手に当たってしまいます。
ちなみにこんな感じです
どこがプラスチックかわかりますかね?
白いOLYMPUSの文字の上に上質な淡く青い塗装がされていてそこから上に二カ所でこぼこがあります。一番上のでこぼこがプラスチックの部分です。この三枚の写真の二枚目の中央部がプラです。
わかりますかね。外観はひどくは乱されることはないですが素材の光沢や微妙な凹凸から買えばわかる程度です。でも写真撮るときはまったく気にはなりません。
むしろプラスチックにしてくれたおかげで軽量化に一役買ってくれています。でも金属外装をだしてくれたらそっちも買います。
今回はこんな感じで。次回は実写編をお届けします。最後まで怪文書と幼稚園児並の写真の閲覧ありがとうございました。
なおすべての写真はE-M1についてた外付けフラッシュを適当に炊いただけです。そのままの状態だと緑かぶりがひどかったんですがフラッシュ使うだけで良い感じの色味になってくれました。フラッシュって便利ですね。初めて使い方が少しわかりました。