初代E-M1は
今(2020/03/13)は
まぁざっくり三万位で買えます。美品は四万といったところ。
じゃあなんでE-M1 Mark3が発売された今、このカメラを買ったかというと
岩合さん
の一言につきる。
岩合さんはなかなか機材情報を教えてくれない。
これは岩合さんはぶっちゃけ我らアマチュアほどカタログスペックに興味がないからだろう。
ピントは基本いつもマニュアルフォーカスでやっていると言っていたような気がする
するとあとはレンズ性能と使いやすさであろう。
結構プロって私達ほど機材オタクじゃ無いなんてことはざら。結局は腕と言うことですよね。
レンズはいつもフォーサーズの12-60swd と50-200swdを使っているが、それは今まで信頼して使えたからとカバーするレンジの長さであろう。描写も評判がかなりいい。
次に使いやすさであるが
E-M1 Mark2よりホールドしにくい(Mark2が感動的に素晴らしすぎるだけ)、AFがやや遅い(岩合さんには関係なし)、操作のレスポンスが相対的に遅い(Mark2が早すぎるだけ)、連写が仕方けど遅い。特に手ぶれ補正しながらだとかなり遅い、画素数の差なのか相対的にややもやっとしている、バッテリー持ちがイマイチ、バッテリー残量が常時表示されない、etc..
文句ばっか言ってますね(笑)
それだけMark2が完成されているともいえます。なのでこいつを買い増しするなら覚悟をしてください。不便な部分が多いです。
しかしなぜ買ったのかというと
チルト式液晶だから
プロ仕様
そして安い。
GX7初代の購入によりチルト式液晶の猫撮影での優位性を確かに感じた。GX7も初心者には本当におすすめできるし激安のいいカメラなんだけど、"信頼性"という点でE-M1 Mark2に及ばない。
Mark2よりも先進的な部分はあるのだが、安心感に欠けたのだ。確実なピント、AF枠の移動、テンポのよい撮影という点でGX7はイマイチ。とはいえかなりいいし2020年でもバリバリ使える。
猫の一瞬を収めるにはやはり連写が必須
(ただ実際に買ってみてブラックアウトがひどかったり、手ぶれ補正を連写に連動させると連写遅くなるとかいろいろわかってきた)
ただGX7は貧弱バッファー故に5枚も連写すれば撮影は中断された。しかしE-M1はしっかり仕事してくれる。AFもGX7より精度は高い。速さはGX7がわずかに早い(笑)
GX7で一番困ったのがAF枠の移動。タッチパネルは始め便利だったが手でいちいちパネルを触るのが煩わしくなる。結局物理キー入力が実は一番良さそうだ。
はじめはオリンパスが
"スマホ時代のこのご時世に物理キー入力なんてありえん"
と思っていたが、どこでも信頼のできる操作としては実はピカイチであった。まぁ自撮りのときはバリアングルとタッチパネル楽だけど。
オリンパスはわかっていた上で物理キー入力でAF枠移動を行うことにしていたようだ。
慣れるとめちゃめちゃ楽です。
以上のとこからE-M1にはメリットがあります。実際プロ仕様マイクロフォーサーズカメラでチルト式はこいつくらいです。
岩合さんはdigital iwagoのねこギャラリーの今月の一枚が唯一の手がかりなのだが
岩合さんの写真はここ半年基本的にE-M1初代、たまにフォーサーズカメラとなっている。
E-M1を使っている理由はおそらくチルト式液晶だからであろう。やっぱ猫にはめちゃめちゃ便利。
まぁ不満も多いですがある程度は満足です