[ALEXANDROS]を特に有名にしたアノ超エモいヒット曲の収録されたアルバムだ。個人的にかなり好きなアルバム
収録曲は
1.ワタリドリ
2.Boo!
3.ワンテンポ遅れたMonster ain't dead
4.Famous Day
5.Adventure
6.can't explain
7.Buzz Off (Interlude)
8.Oblivion
9.Leaving Grapefruits
10.Dracula La
11.Droshky!
12.Dog 3
13.Run Away
14.Coming Summer
となっている。
おすすめ曲
どの曲もメジャーなのでありきたりすぎてつまらないかもしれませんが、聞いたことがまだない人は聞いてみて下さい。
ワタリドリ
自分にとっては[ALEXANDROS]を知るきっかになったので非常に思い入れがある。
映像も曲のエモさをうまく表現していて素晴らしい。とにかくエモいって言葉がしっくりくる曲。
歌詞も応援してくれるような感じ。たしかまだ売れずに路上とかで弾いていた時、自分たちが必死で歌ているのに通り過ぎていく人たちを目にしてそのときの感情を綴っていたとかだった気がする。間違っていたらごめんなさい。
誰も聴いていない
気にも留めない
それでも歌い続けた
その話をどっかで耳にしてからこの歌詞の意味が染みるようになりましたね。
で、そっから一気にサビでさわやかに羽ばたいていく感じがもー素晴らしい。
この曲が嫌いになる人ってそうそういないでしょ?と思う。それくらい完成度高い。
確かに今まで打って変わって一般受けを狙ているという評価がAmazonにあったけれども、こんな素晴らしい曲なら別にそんなんどうでもいいじゃん?この歌のように新しい可能性へ羽ばたこうという意思なんじゃないですかね。
この歌のほかに凄いのは非常に詩的なところ。すごく物語性がある。どれもストレートで綺麗。その綺麗さと明るいようでどこか泣き止んだ後のような酸っぱさが少しある感じのメロディーがエモさにつながっているんですかね?とにかくすごい一曲。
run away
これもまたエモい枠。
ワタリドリとは違ってもっと発音の遊び心というか気持ちよさというかなんというかを前面に押し出している感じですぐその世界に引き込まれる。
しかもイケメンやし英語の発音も上手で心地いいという完璧さ
歌詞は光のなくなった眠れない都市の夜から抜け出して光のある世界へ(=朝?)いこうという感じなのかな。夜にこっそり家出をした子供が、だんだん世界に対してワクワクして興奮しはじめ、本当に大切な生きるってどんなことなのかっていうのをつかむっていうのが自分の中の勝手な解釈(笑)
ワタリドリにしろなんかいいよね。世界観というかなんというか。受験生とか競争社会で傷付いた人は絶対心に刺さると思うんよね。
へったぴなお話はこの辺にして
音源の音質評価
この記事の目的はあくまで音源の音質的な評価であって、自分の小学生並みの語彙力を披露したいわけではない。
さていこうか
全体的に音質は普通よりやや悪いと思う。本人たちは非常に楽器も歌もうまいのに録音環境で損をしている。絶対もっとこだわったほうがいい。
ちなみにレーベルはユニバーサルミュージック
「ユニバーサルミュージック 音質」
と検索すると
珍しく同志を発見したw
あんま音質に関する情報ってないので驚いた。しかもオーディオガチではなさそうだからかなりいい耳をお持ちだと思う。素晴らしい方だ。
正直高い機材使って音質の悪さがわかるのは当たり前で、一定数いる普通のリスナーだが違いが分かる人っていうのはかなり鋭い聴覚を持っていることが多い。
ユニバーサルミュージックでほかのアーティストを調べたら、系列として
椎名林檎、ポルカドットスティングレイ、井上陽水、ヤバいTシャツ屋さん
が所属していることが判明した。
椎名林檎については
ここで書いているが、「ニュートンの林檎」という最近のベスト盤以外は音質がそれほどでもない。ここまで大物なのに。このベスト盤はエンジニアの努力により音質が非常に向上されている。
それ以外のアルバムは録音装置がたぶんかなり糞。その結果のっぺりしてて、芯がなくて安っぽい感じになっている。音質的にずっとは聞きたくなかったのでベスト盤には救われた。
ポルカドットスティングレイも安っぽい録音でとられていると感じる。とにかく音に芯がない。めっちゃかっこいいギターソロのはずなのに迫力なかったり、ボーカルの見せ場がしょうもなく聞こえたり、音に埋もれていたりで本当に本人たちがかわいそう。
ヤバTもポルカドットスティングレイ同様に安っぽい。てか音割れが明確にしているし安っぽい。歌詞で安物の楽器で弾いているという内容があったので最初はそのせいかと思っていたが、レーベルが一緒だということで滅茶苦茶納得した。
この三つのアーティストは同じスタジオと似たサウンドエンジニアが編集しているのかもしれない。割とそう思う。申し訳ないけどほかの人に変わって頂きたい。
それかアーティストがソニーかビクターに移籍して欲しい。
例にもれず[ALEXANDROS]もドラムがおもちゃのように粒立ちのないしょぼい音になっているし、ギターも迫力や存在感がない。打ち込みじゃないしうまいのだからもっと目立たせるべきだけど、それをすると下手なエンジニアが弄ると埋もれまくってしまうから渋々今のような格好にしているのかもしれない。
あとはベースがあまりきこえない。ボーカルの歌唱力がすごいのだからもっと高音が伸びるようにいい録音でとってあげて欲しい。
とにかくもっとお金かけて良質な録音をしてほしい。最近の[ALEXANDROS]のアルバムも持っているがそこまで改善の様子が見られない。相変わらず薄っぺらい音になっている。
なんならライブの音源のほうが良い音だ。どうにかしてクレ。
それじゃ点数。5点満点として
音楽全体として
2.0点
J-ROCKとしては
2.7点
三点が普通なのでおおよそこんな感じ。J-ROCKでいえば普通よりちょっと悪いが音楽全体でみれば結構ひくい。2点はやや悪い。1点は悪い、0点は論外。
結論
ユニバーサルミュージックのせいでアーティストの価値が下がっているということを自覚してくれ。周囲のイケてるレーベルの音質がどんなものか知っているか?ってんだ。
[ALEXANDROS]は悪くない。被害者である。なので改心してくれユニバーサルミュージックよ。どうせお偉いさんはアーティスト様によって稼いだお金の中抜きでウハウハなのだから(もちろんそうでないというのも知っているけどね)