何度も言っているがマイクロフォーサーズの超広角はなんとも言えず決断が難しい。ということで手始めに画角だけでも比較しよう。皆さんも気になっていると思う。
フルサイズユーザーなら焦点距離を二倍してください。
ここから私の脳内会議 うざったいと思ったら飛ばしてください
どれくらい広ければいいのか
ただ広いだけでいいのか
超広角目的ないとそんな使わない
オリンパスボディにはやっぱオリンパスかな
パナの7-14は紫のフレア(?)ゴースト(?)がでるらしくて嫌
コンパクトで安い9-18は暗いし沈胴式だし9mmスタート
パナライカは良さそうだけど2.8は8mmのみ
オリンパスのキャッシュバックを考えるとパナライカよりproもいい
proは寄れるしオリンパスレンズはイロイロ信用できる
でも出目金だからぶつけないか心配だしでかいし高い
冷静に考えて大した目的ないのに10万オーバーのproレンズは豚に真珠か
10万あれば最近話題のタムロンのフルサイズレンズ買える
あっちのほうが軽いし寄れる
10万あればフルサイズで並くらいのレンズ買える
じゃあ安けりゃいいなら9-18mm一択でしょ
いやいやでも7mmと9mmの差は大きいって言うし後悔しそう
7mmで安いパナソニックを無理矢理使うか
フレアやゴーストを我慢するしかない
でもそれで大切な瞬間を無駄にしたくない
ひょっとするとリニューアルするかもしれないし
いつになるんだよww欲しいときが買い時だろ
キャッシュバック9月30日で終わるんだよ無理して買ってしまえ
冷静に考えて7-14proは歴代二位の最高級レンズになってしまう
自分がよく使うのは中望遠だしそんな高いのに使用頻度なかったら金の無駄
いっそlaowaの7.5mm f2かf2.8っていうのもアリ
うむ確かにいいけどMFレンズに6万はいい気分ではない
中古もあんまないし。単焦点なら8mmproがありまっせ
たしかfisheye補正すれば35mm換算11mmが得られる
しかもf1.8で7-14proより寄れる
新しい表現ができそう。10万だけどこの尖ったスペックはいいね
でも補正だから周辺の不自然さにいつかうんざりするんじゃないかな
では気を取り直して超広角ズームレンズに話を戻しましょう
はじめへ戻る
鬱になりそうだ。レンズを同マウントで悩める幸運の反面苦しい沼がまっている。幸せは時に自らの首を絞めるのだ。
前置きで1000字近くなってしまって申し訳ないがここからが本題
さて画角をオリンパスの新宿でいろいろ撮ってきたので悩める同士のために公開しようではないか!
まず7-14mmを7mm、8mm、9mm、10mm、12mmで撮った写真を順に上げよう。ただ正確にそれらの画角になっている保証はない。というのもズームレンズなのでワイド、テレ端の画角は正確でもその間の画角は多少振れ幅があるかもしれない。細心の注意を払って撮影をしているが少し違うかもしれない。そのときはお許しください。同シリーズをヨドバシでもやって近々アップします。
ではスタート
再度とはなるが7mmと9mmを比較しよう。画像は同じだが、連続していたほうが見易いと思うので
この差を大きいととるか小さいととるかはあなた次第
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
パナソニック LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH. H-F007014
パナソニック LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm/F2.8-4.0 ASPH. H-E08018
LAOWA 7.5mm F2 MFT
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
このレンズたちの画角に少しはイメージがわいたと思う。周辺部分に関してはやはり超広角なので1mmの差が大きい。7mmと8mm、8mmと9mmの差は簡単には埋めることはできなそうだ。
しかし明確な主題が物体であるなら周辺に気を取られることはないはずで9mmも十分広角であると感じられると思う。逆に7mmという画角により主題が目立たなくなる恐れがある。
桜撮影で全体を写すより切り取って写すほうがいいと言われるのと同じであろう。全体を写したくなるが家に帰ってみると何を撮りたいのかよくわからない残念写真だったという経験がある人いっぱいいると思います。でも超広角でバシッと決めるひともいてやっぱ腕の差だなぁと痛感したりします。
以前キヤノンユーザーだったときに EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMというレンズを使っていた。オリンパスユーザーとしては手ぶれ補正が本当についているのか疑ってしまうレンズである(笑)
ただ写りはなかなか良くてお気に入りであった。でもそんな使わなかったが。
そのレンズは35mm換算で17.6-35.2である。
そのレンズをあんま使わなかった理由として難しかったからだ。腕がないとなんかぱっとしないごちゃごちゃしただけの写真になってしまう。超広角は難しいと実感した。
なので始めて超広角レンズを買うとそういう目に遭うかもしれない。でも撮らねばうまくもなれなそうだから買うっきゃない。
さてさて最後に M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO の画像を載せよう。
さて忘れかけていた8mm f1.8もお見せしよう。
一応7-14の7mmと比べて見よう。
断然広い。そしてF1.8でめっちゃ寄れるとかいうハイスペック。かなりいい。proレンズにしてはコンパクトだし。
本来であればE-M1 mark2内で合成した8mm f1.8のフィッシュアイ補正と比較したいところであったが、間違えてオリンパスプラザ内のE-M1Xで撮影していたため写真が残っていない。
オリンパスプラザでE-M1Xを存分に触ったのだが、その際に7-14と8mmをずっとつけて比べていたため、次第に撮影に満足して自分の手持ちカメラで撮ることを忘れてしまった。申し訳ない。またこの続きはいつかアップする。
olympus workspaceでのフィッシュアイ補正は正直おすすめしない。無理矢理補正しようとしたのだが、E-M1と違いノイズが乗るしうまく補正ができていない。感覚的にE-M1やXのほうがもっと広く補正できていた。だから8mmf1.8はそれらを持っているユーザーか補正に自信のあるユーザーにしかお勧めできないと感じる。
今回の記事でフルサイズで言えば 14mm 16mm 18mm 20mm 24mm の画角の比較ができたともいえる。フルサイズ換算というのは好きになれんが、フルサイズ基準でいけばマイクロフォーサーズの1mmの差は2mmになる。それをどう捉えるか。12-40mm等を持っているとその画角を補うのが超広角レンズであり、9-18mmであればたった3mmのための投資とも感じられる。
ただ9mmも十分広いというのはわかって頂けたかと思う。どのレンズを迎入れるかはあなた次第。皆様の沼脱出の手助けになればと思います。(自分も脱出したい)