オリンパスと言えば
オリンパスブルー と ダストリダクション と 手ぶれ補正ではないだろうか。
手ぶれ補正の段数やらはいつもオリンパスが一歩先を行ってる。手持ち夜景撮影というフィルム時代には困難であったことを企業努力で実現させてしまった。実際キヤノンのレンズ内手ぶれ補正より明らかに効く。キヤノンのレンズ内手ぶれ補正は効果ないんじゃないかってくらに感じてしまう。
一般に1/レンズの焦点距離がぶれないとされている。出どころはしらないがネットで知ったことだ。50mmのレンズなら1/50ってわけ。
確かにいい目安だ。ただ50mmのレンズを1/50はキヤノンの時はやらなかった。ぶれるのが怖いから。
じゃあオリンパスはどうかって?
お見せしよう
この当時はまだオリンパスの手ぶれ補正を信用していなかった、というか健常者的な使い方しかしていなかったのでオリンパスのすごさを知らなかった。
この猫にはじめて会った日である。夕方に偶然発見。もうisoもシャッタースピードもf値も限界だ。ただこの時キヤノンよりノイズが少なくて感動した。しかしもっとこれから感動することになる。
この時はもう太陽は沈んでいた。
やばいのだ。ねこのような動きものに低速シャッターはひやひやする。ただもうisoあげるかssを遅くするか..
あれ?しっかり構えなくても1/30いけるなぁ。45mmのレンズなのに..
ああぁ真っ暗になっちゃった、、、、、、、。一か八かやるしかない
う、うそだろ.....とまっちまったしiso6400なのにぱっと見キレイ。オリンパスは化け物かぁ!
(カメラ買ったばっかでまだ猫の目にピントが行ってないのはご了承くださいまし)
これがはじめてのオリンパスの手ぶれ補正との出会いであった。
これは先ほどの写真の次の日、昨日の手ぶれ補正はまぐれでしょwって思って実験をしにやってきたのだ。
中央部を等倍以上にトリミング。iso3200でss1/10だとすればこれは脅威的なことなのではないだろうか?しかもss1/10を一発目で成功した。 なおピントはここにあわせて写真をとっていなかったようなのでそこはご了承くださいまし。
流し撮りをしたのはこれが人生初だったりする。へたくそさのあまり撮り鉄の方々から苦情がきそうだが、初心者ではこれが限界。電光掲示板にはピントがあわなかったがブログ用写真としてはこれくらいで十分。初心者がてきとーに流して連射するとだれでもここまでは撮れる。もちろんE-M1の高速連射とAF性能あってのものだけどね。ただ流し撮りは難しい。よくわかった。
流し撮りに手ぶれ補正がいるのか正直わからないが、シャッタースピードを安心して遅くできることというのは非常に助かる。これいけるんじゃないか?とか新たな発想が生まれる。シャッタースピードが遅くできればisoをこうも下げられる。いいことだらけじゃないか!!!!
この時点である程度の人はオリンパスの手ぶれ補正のすごさが分かったと思う。しかしこれはまだ序の口である
そうだ
手持ちで星を撮りたい
止まってはいるがきつい。鉄塔邪魔。ちなみにF2.8なのは12-40でないと無限遠にピントが合わなかったため。そしてここはド田舎で本当に真っ暗であった。ライトがないと一歩も動けない。私は都会人なのでこの環境はきつかった。ただ裸眼で無限に星が見れたのはよい経験になった。この写真は失敗となったが手ぶれ補正すごい。
夜景の手持ちならいけるんじゃね?
実際にやってみた
設定戻してなくてラフモノクロで撮ってしまった...。もう手持ちで1/20であれば驚かなくなったと思う。それではここからが本番
0.5秒まできた。しっかり写っている。
ホワイトバランスころころ変えてて申し訳ないが40-150mm F2.8(換算80-300mm)という大三元ズーム、もちろんレンズ内手ぶれ補正はないレンズでシャッタースピード1秒を手持ちで写せた。まだいけそうだ。
手持ちで撮影したとは到底思えないほど解像している。フルサイズユーザーもびっくりではないだろうか?大三元ズーム手持ちで1秒ですよ?
いってみよー (タイラー風)
すべて40-150mm のワイド端。換算80mm。そして中央の下のトラックのアップ画像
ちょっともやっとしてるが高台から見下ろしていて直線距離ではまぁまぁ離れているところを撮っているので仕方ない。
回折現象かもしれないがもやもやが増した。しかし全体の画像としてはぶれを感じない。手ぶれ補正使うとソフト的に輪郭をごまかすのかもしれない。それか補正しきれなかった微小な手ぶれが積み重なったのかもしれない。
さっきより輪郭怪しいただ全体としてみれば手ぶれをまだ感じない
望遠レンズ手持ちで5秒って頭おかしい。もちろんワイド端と言われてしまえば終わりだけどふつうにはここまで手持ちで撮影なんて絶対無理。このあたりからカメラを抑える手が痛くなってきた。ちなみにシャッター開いてる間はわきを閉めて渾身の我慢をする。頭の中で秒数を数えるが早く終わってくれという気分になる。
さすがにこのあたりからきつくなっていく。この時点でアブノーマルである。
限界ですね。私が。ただ拡大しなけりゃ手ぶれはばれないという。これレンズ内手ぶれ補正なしなうえに望遠レンズですからね。本当に。頭おかしいよオリンパスさん(誉め言葉)
では比較 順に2→3.2→4→5→8秒
三脚を使っていないのでポジションが安定してない。逆にいえば三脚という束縛がなくなりアングルがより自由になる。三脚からの解放ってめっちゃすごいことだし写真を一歩先へ進めることができるだろうね。うでがあれば...
トリミングの比較。順番は同様。
8秒じゃなければどうにかなりそう(キチガイ)
なお自分であれば1秒ならば絶対にぶれないと自信がついた。2秒もほとんどぶれずに撮れた。しかし3秒以降はうまくいかないときがでてくる。
ちなみに120mm(換算240mm)なら1秒を手持ちでいけた
もうちょっと右のほうがおさまりがよかったかも。240mmを手持ちで夜景を撮るというのは常識から外れている。恐ろしい。
ではテレ端の150mm(換算300mm)はどんくらいいけるかというと
これが限界。換算300mm手持ちチャレンジはこれ以上は厳しい。街灯の黄色の色がパチッと出てくれたらいいのになぁ。
オリンパスのハイスペックカメラであるE-M1 Mark2の手ぶれ補正が2020年初期においていかに凄かったのかを紹介しようと思う。
にて一応8秒までは手持ちでどうにかなることを証明した。
bそして今回は記録更新のために手持ちの最長をめざそうと思っている。できることならはてなでNo1の手持ち撮影おじさんにでもなりたい(笑)
そんじゃいってみよー
出所不明の1/焦点距離ならボケにくいという理論を信じれば広角ほど手ぶれをしにくい。なぜなら、小学校か中学で分数は分母が大きいほど値は小さいからだ。こんなこともしらない人に実は結構あったことがある。まぁそんなことは置いておいて
夕暮れ時、偶然オールドレンズとパナライカの25mmF1.4しか持っていなかった時があり、夕暮れと車のテールライトで良い感じの写真撮れないかと思ったとき、長秒手持ちチャレンジをしてみようと思った。
加工するのがめんどくさかったので直現像のみなのであしからず
どちらもオールドレンズのG.ZUIKO AUTO 300mm F4.5。ある意味今の時代でも通用する性能はある。ただやっぱなんともいえない味ってやつがあって好きですね。ただ解像度は2000万画素にはちょっと厳しい。
その日の様子がこんな感じでした。二枚目に至ってはさすがにiso高めです。そういうときは手ぶれ補正に頼るしかないッ!
いずれも25mmF1.4
いってみよー
前回の記事を見ていれば驚くことは一つも無いが、この時点でかなり多くのカメラはこの次元には達せない。
さすがにしっかり山々も解像している。しかしこの程度だとまだ軌跡が短くてしょっぼい。
それっぽくなってきたけどちょっと暗さが増してきた。解像度は平常運転。まずはシャッタースピード1秒を超えようではないか。
中央部のトリミング。暗いときはノイズ乗りがちなのはお許しを。ノイズ処理はいつもOFFにしているしこのくらいソフト的にある程度どうにかできる。
解像感としてはまだ問題なさそうですね。ここらが勝負
中央部のトリミングとしてはまだいける。というか二秒ってやっぱ非常識。
やや輪郭があやしく見えるけど正直誤差のレベル
光源を見ていただければお分かりいただけると思うが微ぶれをおこしている。山の輪郭はどうにか保っているが強い光はどうにもできないようだ。ただ拡大しない限りはわからん。
これでひとまずは前回の最長記録と並んだ。しかし40-150mm F2.8のときは8秒が限界であったがまだいけると感じた。
未知のゾーンへいざゆかん
なんと8秒のときよりしっかり止まった。
10秒というともはや待つのがしんどくなってくるレベルである。
まだいける
なんかぶれてきたのが肉眼でわかるね。手前の軌跡と右のほうの山はぶれてなさそうだけどね。ただ手持ちで20秒する側の気持ちも考えてほしい。20秒はさすがに長い。この日は気温1度くらいで手袋を忘れてしまい凍えながら撮った。だから正直ブレブレだろと思っていたがここまでいけた。今度完全防備で再びチャレンジしようと思う。
さすがにね....
ただ10秒までならどうにかなってしまうって恐ろしくないですか?このレンズにha手ぶれ補正ないですよ。本当に恐ろしいカメラです。25mmだから25秒手持ちなんていうことを考えたのですがまだきつそうです。そもそも1秒超えてるだけでもおかしいのにここまで狂ったカメラだとはほんとうに技術の進歩はすごい。
おまけ
今度は40-150mmにテレコン(MC-20)をつけて手持ち撮影をしてみました。無論テレ端の300mm、換算600mm側です。
もうめんどいのでトリミングとか撮影情報は載せませんがシャッタースピード1/10でここまでいけます。換算600mmで分母が2桁の速度を選択することがまず非常識なうえにiso8000でこのきれいさですよ。ノイズリダクションは一切使用していません。同行した友人は三脚を構えていました。それが当然です。
ちなみにこの日はまぁまぁ雨降っていました。そんな中 E-M1 Mark2とMC-20、M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PROの防塵防滴性能を信じて撮りました。いいカメラです。撮り手をだめにしてしまうカメラです。このカメラの常識はほとんどのカメラでの非常識です。
つまり
常識を覆した次世代のカメラ
です。
また、手ぶれ補正は三脚の束縛から解放をしてくれますが私としては三脚を使えるなら使うべきとは思います。三脚をしっかり構えれば絶対にぶれません。ちなみに手ぶれ補正で手持ち撮影をしまくるとバッテリーの消費が早めです。仕方ありませんが。
ですがとりあえずすごいカメラなんですよ!