SIGMA 56mm F1.4 DC DN Contemporaryのレビュー的なsomething

タイトル通りにマイクロフォーサーズのシグマの56mm F1.4 DC DN Contemporaryのレビューをしようと思う。正直わたしのような下手っぴがこんな素晴らしいレンズのレビューをするのに恐れ多さすら感じているができる限り頑張ろうと思っている。無論全編撮って出し。

 

 

まず一言いいたいのはマイクロフォーサーズがボケないボケない言う人はフルサイズに行く前にちょっと検討してみてくれ。このレンズは4万あれば買える。比較的リーズナブルなレンズ。勿論フルサイズの85mmF1.8のほうがボケてなおかつ画角も広いだろう。このレンズはフルサイズ換算112mmという望遠寄りなレンズになる。ただフルサイズで85mmというと安いものはあんまりないしでかくて重いし古いレンズなら開放は使えたもんじゃない。

 

ただまぁソニーの85mmF1.4は中古4万5千円くらいで買えて割とそそられてしまう。言ってしまえばE-M1 MarkⅡよりフルサイズの方が安いなんてざらだしちょっと微妙な気分になってしまうがやはりレンズはコンパクト。

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このサイズ感。ただし机汚い

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撮影はDG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.

 

ズミの25mmmの宣伝ではないがこれくらい至近距離の被写体なら十分ボケるし写真が有機的な艶を感じるような気がする。ただオリンパスボディだと収差が出ますね。

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上身切れてるけどまぁ許して

収差やっぱでてるね。当然全部撮って出し

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60mm macroでパシャリ

この絞り羽の感じが独特ですよね。こんな感じになっているんだというのがよくわかります。F1.4から急に絞ったりするとめまぐるしく絞り羽が変化してやっぱデジタル制御ってこんな機敏なんだなぁと感心してしまう。余談だが撮影時はいつもはF4とか6くらいの絞られた状態でスタートする。シャッターを押す瞬間に指定された絞り値まで羽が高速で動く。そして元のその絞り値に戻る。これは面白いと思っている。センサーが焼けないためかそれともAFを高速にするためなのかはわからないが何か理由があるのだろう。

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フェチってやつです

マクロならではです。

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当然のMADE IN JAPAN

本当にシグマはMADE IN JAPANを貫き素晴らしい。このレンズのコスパもまた素晴らしい。昔はほとんどの日本企業がMADE IN JAPANであったが昨今では人件費やらで海外が多い。悲しいことにレンズフィルター程度しか日本製はないなんてこともある。

 

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芸が細かい

外装はかなり凝っていると感じる。ピントリング以外は全部金属製。そしていろいろなところにこういううれしいこだわりが見られる。EF-MやEマウントにもレンズがあるのにこういうとこまでやってくれるあたりにジャパンクオリティの現れを感じる。

 

質感は満点です。ピントリングも適度な重みがある。あとレンズフードが安物のプラスチックじゃなくてつや消しマット塗装をされた肌触りのいいフードになっている。これはさわってはめて見てください。この質感だとレンズにつけたときこんな感じのはめ心地になるのかぁとつくづく感心した。本当にこれ多分こだわってると思う。ヌメっ、カスって感じ。カチャっとはならない。この不快感を感じないおとなしさに品位を感じずにいられない。

 

まぁ勿論レンズは描写です。見ていきましょう。

 

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これがシグマの描写か!とまず驚いた。マイクロフォーサーズユーザーということもあり、ここまでのボケはまず目にしない。その上に背景ボケもうるさくなく、滑らかで綺麗で立体感がある。画質が開放から綺麗で本当にシャープだ。おそらくこの立体感やら背景との分離感は被写体と背景の境界の画質とシャープさからきていると思っている。色味は寒色寄り。その傾向が一層上質感というか清潔感がでる。悪い言い方をすればデジタル的過ぎる描写かもしれない。

 

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マイクロフォーサーズは高感度が苦手と言われるがF1.4を使えばぱっと見ノイズがない写真が撮れる。勿論等倍以上で観ればさすがにノイズがあるが私は気にしない。

 

ボケ具合について言えば玉ボケが画面の中心から離れるにつれてレモン型になっている。背景のボケ具合は特に問題がないと思う。E-M1 Mark2はハイエンド機だけあって高感度耐性は過去最高なレベルで高い。個人的にはiso6400も最悪使おうと思える。ただやっぱり使いたくはないので明るいレンズは助かる。しかも開放から使える描写であるから文句がない。写真でみると明るそうな場面だが実際の現場はかなり暗かった。

 

iso1600    F1.4   ss1/60  

 

正直止まってくれる被写体であればiso800、F1.4、ss1秒でも撮れたと思う。ただやっぱり動く被写体となると被写体ブレが怖くなってしまう。また、マイクロフォーサーズを使ったことにより被写体の両目がボケずにいてくれている。もしフルサイズで56mmだから換算112mmF1.4があればもっとボケていただろう。または最短距離が長くて同じ画角では撮れないかもしれない。

 

 

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最高のねこ撮りレンズだ。適度なボケ感とシャープさが堪らない。フルサイズで撮ったと言ってもバレないのではないだろうか?

 

最短撮影距離は50cmであるのだがマイクロフォーサーズとしてはやや寄れないかも程度であり、フルサイズの同画角のレンズ(例えばソニーの85mmF1.8)なら大概中望遠の最短撮影距離は80cmだ。考えて観て欲しいのは最短撮影距離30cmの差だ。30cm定規一本分も違うのだ。

 

 

 

https://ascii.jp/elem/000/001/785/1785912/

↑この方も56mmを愛用されているようだ。うまいのでかなり参考にさせて貰っている。

 

 

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この写真が一番シグマの描写をうまく表現できているように思える。この上質な寒色寄りな色味、素晴らしい。何度も言っているけど解像感も高くシャープだ。背景のボケも適度でいい。ボケ過ぎると非現実感が強くなってしまうがこれくらいがちょうどいいと思ってしまう。いやぁ本当にシグマが好きになった。ホンキで25mm F1.4 Leicaを売って30mm F1.4のSIGMAのレンズを買おうかと思ってしまう。使い手が下手くそでもいいなぁと思う写真を撮らせてくれるのでありがたい。マイクロフォーサーズ界隈でトップクラスにボケるレンズだと思う。

 

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お分かり頂けただろうか。この写真の中央に虹みたいなのがかかっている。噂で聞いていた現象だがこれはこれでアリ。発生条件としては強い光源がるときでフードをしていないとき。ちなみにこれが最短距離の写真。さすがに中望遠の最短撮影はのけぞって撮らねばうまく収まらない。

 

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同じ時すぐそばを撮った物がこれ虹は写っていません。

 

なのでアングルを変えれば写らないようにできるようです。

 

 

 

とりあえずシグマの56mmはマイクロフォーサーズユーザーを救う素晴らしいレンズなのです。買いなさい!75mmF1.8よりも絶対使いやすい。

 

75mmと56mmのどっちがボケるかといわれるとジャッジは難しいが56mmのほうが明るい。そして75mmよりも広角気味になるので目の前の物が撮りやすい。75mmは使ってみるとわかるが、思ったより大分望遠より。換算150mmなだけある。

 

とりあえず間違いない一本だと初心者ながら思います。